ダイエット

ダイエットとセルライト   
世の中にやせたいという人はたくさんいます。ではダイエットとは本来どういうものなのでしょうか。
体重計に乗ってその数値が減っていると喜んでしまいがちですが、それが本当のダイエットとはいえないのです。
本来のダイエットの目的は健康的に美しく痩せることであり、またそれを維持することが大切です。
まず「やせる」ということは「体の余分な脂肪を減らす」ということです。人間の体の成分は主に水分・固形成分・脂肪です。
この成分の割合のバランスが崩れることで体に良くない影響を及ぼします。

「肥満」というのは食べすぎや運動不足などによってこの脂肪の割合が高くなることで、生活習慣病のもとになってしまいます。
見た目が細くてもこの体脂肪が多ければ「肥満」ということになります。これが隠れ肥満です。
正しいダイエットとはこの体脂肪率を正常に戻すことです。体脂肪は脂肪細胞のなかに食べ物から得た糖分や脂肪分のうち消費しきれなかったものが分解・蓄積されてできたものです。思春期以降にこの脂肪細胞の数は減らすことはできません。小さいころにその数は決定してしまうのです。脂肪細胞と体脂肪が多いか少ないかは深く関係があります。ですから子供のころの肥満には気をつけなくてはなりません。
ダイエットをしたい人はまず体脂肪を減らすことを目標にしましょう。そして病気を防ぐことから始めることが大切です。

やせたい人の食事

「食事」について考えること。それがダイエットするにあたってまずしなければならないことです。
やせようと思うと食事の回数や量を減らすことを考えてしまいます。しかし食事を減らすダイエット方法は、体重を減らすことはできても同時に減ってはいけない骨や筋肉まで減らしてしまうことになりとても危険です。
こうなってしまっては何のためのダイエットなのかわからなくなってしまいます。基本は一日3食きちんと規則正しくとることです。3食の食事時間は5〜6時間空けるようにすれば間食を防ぎ、体脂肪を燃焼することができます。やせたい人は1日の中でもとくに朝食をしっかりと摂ることです。朝食は食事量が多くても1日の活動でエネルギーを消費していくことができるので、体脂肪は蓄えられにくいので、朝はたくさん食べても大丈夫です。おすすめの朝食メニューは具だくさんの味噌汁・ごはん・おかず数品という組み合わせです。バランスの取れた食事をするように心がけましょう。痩せたいとつい食事を抜いてしまいます。しかしこれは胃や腸の吸収力を高めることになり、次に食事をしたときによけいにエネルギーを吸収しようするので、かえって太りやすくなります。また重要なのは1日の食事量の配分です。夕方以降はあまり身体を動かさず寝るだけですから、夕飯の量は少なめにする必要があります。目安としては「朝5:昼3:夕1」ぐらいがベストです。とくに朝ごはんはしっかりと栄養バランスの取れた食事を摂りましょう。味噌汁・ごはん・おかず数品でたくさん食べましょう。
    

セルライトとは

近ごろテレビなどでよく耳にするようになった言葉にセルライトというものがあります。ではセルライトとはいったいどういうものなのでしょうか。簡単に言うとセルライトとは「脂肪のかたまり」という意味です。
血行が悪くなると、皮膚の下の脂肪細胞の代謝が衰えて脂肪細胞が肥大化します。
この脂肪細胞が老廃物と絡み合っていきます。それがセルライトに変化してしまうのです。
セルライトができると脂肪部分に厚みができて肌の表面がデコボコになります。
「オレンジピールスキン」と呼ばれる、肌の表面がオレンジの皮のように見えるぐらいに症状が悪化することもあります。ただし肌の表面がデコボコしてくるのは、セルライトの症状が悪化してきてからです。

実際には見た目にはわからないうちにセルライトが生成されていることがあります。セルライトにはきちんとした除去の対策が必要です。なぜなら通常のダイエットだけでは解消できないからです。身体の中でもとくに皮下脂肪の多い太ももやふくらはぎ、お尻などの部分にできやすいのが特徴です。またセルライトは女性に多く見られ、8割の女性はセルライトがあるといわれています。他にもお腹や最近では顔にできるセルライトが話題になっています。セルライトは血行が悪くなると発生しやすいので、運動不足になりがちな成人女性に多くみられます。日頃から運動不足にならないように心がけましょう。

セルライトの原因

運動不足や加齢、むくみや冷え性などセルライトの原因としてあげられるものは様々あります。とにかく身体の血行が悪くなることによってセルライトは生成されるのです。

そして「運動不足」「加齢」はその血行が悪くなる原因としてあげられます。さらに「むくみ」や「冷え」も血行が悪くなる原因になってしまいます。下半身の血行が悪いことが原因で、「太もも」「お尻」などセルライトができやすい部分は下半身に集中しているのです。セルライトは脂肪細胞との関わりがその原因となることもわかっています。
脂肪細胞とは体内で脂肪の合成や分解、そして蓄積を行う細胞のことです。脂肪細胞の脂肪蓄積量が増加すると体脂肪率が上がっていきます。それが肥満の原因です。脂肪細胞はいったん数が増えると、その後なくなっていくことがないのが、他の細胞とは違い厄介だといえます。

ダイエットをして表面的には痩せたように見えても、脂肪細胞の数そのものは減らないということになります。ですからセルライトの除去はずっと継続的にしなければならないのです。そして脂肪細胞というものは若いときだけではなく、ある程度の年齢になっても増殖することがわかっています。大人の女性は運動不足になりがちですから、セルライトができやすいとうのもうなずけることです。以上のような原因をふまえてセルライト解消の対策をしていく必要があるのではないでしょうか。


ネットdeサプリ|プラセンタ
Copyright (C) 2008ダイエットAll Rights Reserved.
inserted by FC2 system